忍者ブログ
着物を実用的に! ”簡単に着られる着物の研究”の進行形 身近な和裁に関する問題の、解決への糸口
2024/04/27 (Sat)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

《スポンサー》
2011/03/30 (Wed)
8835a684.jpeg着物大好きの人のひとこと『着付けの前に半襟付けがおっくうで、つい洋服を着てしまう・・・』と聞き、私の着付けは その手間いらず なのよ~ とお話しました。
そもそもわたしの着付けは”装道”で学んだものです。
肌襦袢・お腰⇒長襦袢⇒きもの は正調なのですが、着る度にファンデーションがついてしまったりして毎回付け替えたくなるのが半襟です。

4343525c.jpeg そんな手間を省いて こんな衿を使うのです ”美容衿”と称して装道で販売されています。
私は特別な時以外 着物ランジェリー⇒美容衿⇒袖に嘘つきの付いたきもの・・・つまり長襦袢を着ません。
何度でも気軽に洗って使えます。古くなったらその上に新しい半襟を縫い付けたりもしているのですが、きょうは、本体も作ってみました。
いただいた半襟やら、気に入った布がたくさんあるので作り始めたのですが、おもしろいようにうまくいってしまいました。・・・・・商売にしなければ罪にはなりませんよね。

つい先日、洗える白生地(まさに半衿布)を1反、超格安で手に入れました。計算していないけど何十枚もとれそう・・・・うちの生徒さんに提供しま~す。

037ec344.jpeg0611e0a4.jpegついでに付け帯も作っちゃいました。

2~3日前に締めた時、前帯のポイント柄が中央にくることができず(←写真)、布を足すことも考えたのですが、結局切ることに変わりがないので、このように2部式の帯にしました。

拍手

PR
《スポンサー》
2011/03/29 (Tue)
2年越しに手がけていた着物がやっと完成しました。
ec599420.jpegこれは、羽織5枚を使ってはぎ合わせて、1枚の着物に仕上げたものです。
本当は、生徒さんがあるパッチワーク展で「百徳」の着物を観て感激して、挑戦しようとしたものです。本来の百徳は、千人針ならぬたくさんの人の手を借りて小切れをはぎ合わせて子供の健やかな成長を願って着物に仕立てた・・・?
たくさんの人から小切れをいただいて仕立てた・・・・?・・・・
金沢に古くから伝わる物のようです。
4f2fe173.jpeg彼女の思いをよそに、『どうせはぎ合わせるのなら柄のように配置してちょっと見お出かけ着をつくりましょう・・』と結局私の楽しみにしてしまいました。 6258d92a.jpegセンスを疑われそうですが、私なりに頑張って柄の配置を決めました。
思ったより簡単にはいかず、表布は、接ぎと、仕立てが同時進行でした。
五月に《塾展》をすることになりましたので、その際展示しようと思っています。

拍手

《スポンサー》
2011/01/13 (Thu)
bafa68cf.jpeg11日から塾が始まりました。
主婦は年末年始とても忙しく、後半になってやっと自分のことができるのだと思います。
(火)は ミニ着物の人が3人 着るための和裁の人が1人
(水)は ミニ着物の人が1人 着るための和裁の人が3人
(水)は ミニ着物の人が1人 着るための和裁の人が4人
みえています。
2時間半を1コマとして、月4回(1日2回 又は 1回づつ毎週)です。

他に、わからない時だけ単発的に来ている方もいます。

平均50代後半かな・・・・・?
新人さんは 4ヶ月めで、肌襦袢1枚と浴衣の途中。あと3~4回で浴衣が仕上がる予定です。
あと、お母さんの着物から自分の羽織にリメイクしたNさんは、年末に仕上げましたので、今度、七才のお祝い着に挑戦しています。
ばざーで求めたお人形さんのきものを作っている人もいます。追々に紹介して行こうと思います。



拍手

《スポンサー》
2011/01/07 (Fri)
生徒さんは11日からなのですが、裁ち板に向かわない日が続いてむずむずしているので、ぼちぼち自分だけ始めています。
年内に縫い終えた生徒さんの作品の検査~自分の着物の点検(半襟付けとか、ほころびの繕いや、嘘つきの制作)をしています。

きょうは簪うさぎのお客様がみえて、納品しました(反応)
年賀状に使ったうさぎの注文も新たに入ったので、それも作りました。(写真)e57d3d09.jpeg

今年はボランティアを止めたので、押入れの整理も和裁のためのもの優先で気持ちよく片付きました。

今更ですが、細工物をしている時の散らかりようは半端ではないのです。私の場合・・・その分が半減したので、なんだか気楽になれてとてもはずんでいます。



拍手

《スポンサー》
2010/10/27 (Wed)
22d45d01.jpegこれも、いただいた着物です。
1度着て衿山の汚れがかなり気になりましたので、共衿だけ外して生洗いをしていただいたのですが、落としきれなかったようです。

それで、柄に影響がないみたいなので、左右を付け替えました。(元衿付け側を衿幅の中へ入るように付けた)

こうすると着たとき汚れた部分は折った中側になるので、見えなくなります。

*ついでに、先日大谷さんの作品展に行った時着た着物のうそつきを見てください。
99baf72d.jpeg87d0239d.jpeg襦袢の反物18m物(振袖用)から、4組ほど作れます。
普通の反物からは、3組ぐらいとれます。

バーゲンで襦袢の反物を買っておくととても便利です。

特にいただいた着物は袖丈がまちまちなので、それぞれに合わせて私は嘘つきを付けてしまいます。
袖丈を直すより手っ取り早いです。

拍手

《スポンサー》
2010/10/14 (Thu)
e53e7284.jpegきょう(今月)から新人が2人増えました。
さんの紹介です。
うちに来る生徒さんは気立ての良い人ばかりで助かります。

我が《塾》は、今作りたいものを手掛けるのをいつでもOKですが、覚えるための一番の近道は基本から始めることなのです実は・・・・。

きょうのお二人はその基本から始めたいということで、私も初心に返り新鮮な気分になりました。

まずは、”半襦袢”です。
手順は
・検尺 検反 表の記しつけ 見積もり 裁断 へら(記しつけ)
・背縫い 肩当 脇縫い 耳ぐけ すその三つ折りぐけ
 袖付け 衿付け 半襟付け 仕上げ(虫留め)  ですが、
お二人とも手筋がとても良くて、きょうだけで裾の三つ折りぐけまで進みました。次回には仕上がりそうです。
今後がとても楽しみです。

拍手

《スポンサー》
2010/09/13 (Mon)
このところ考えなくてはいけないことがたくさんあって、なかなかブログを書けないので
まとめて報告します
da13bf57.jpeg10(金)に”すずえのお針箱”の終了後

11(土)の和裁士会群馬支部の研修会のため、あわただしく前橋へ向かいました。

ただ、らんどまーくにての”つくり人マーケット”への参加に対する可・不可の知らせも気になっていて、出掛けにポストを覗くと『無事通過』とのこと・・・

舞い上がる思いをおさえながら、港南中央⇒戸塚へ 湘南ラインを終点の高崎まで乗って、あとは両毛線で前橋へ。ホテルに着くまで、全部で約3時間半 乗換えたったの2回
ホントに便利になったものです。

21時ちょっこし過ぎ(最近よくつかうことば(笑))にチェックインしました。

夢輪主催では残すことあと3回の”すずえのお針箱”の皆さんの要望アンケートをまとめてから、
”つくり人マーケット”の書類に目を通して改めて感激・・・・・・明日の研修会に備えてぐっすり眠るべき所、なかなか寝付けませんでした。

63b36d6d.jpeg《箱マチ》今回の研修は、おすもうさんのように ふくよかな体型の人 のために工夫した マチ付け。紳士物の羽織の袖付けは、婦人物と違って身やつ口がないのでこんな工夫が必要。 これを考えた 
高橋先生 すごい!!

そのあと、衿付けについても、東京からお見えになった 中田先生からご指導がありました。

忘れないうちにしっかりノートにまとめましたから、私への質問もOKです。

きのうはすっかり疲れて何もできず、きょうも少しだけの制作取り組み。
来年は私の記念すべきうさぎ年なので、力み過ぎてなかなか進展しません。最初の写真に映っている びら簪(かんざし)は、息子に依頼して作ってもらったものです。意外と良い出来で、びっくりしています。(本人も意外だったみたい)。
これから作る予定のうさぎのお人形用です。いろいろアイデアはあるのですけどね・・・実現がナカナカ・・・・

*突然ですが 谷啓 さんのご逝去のニュースを聞いてショックを受けています心からご冥福をお祈り申し上げます。クレージーキャッツの人達みんな大好きです。

拍手

《スポンサー》
2010/08/20 (Fri)
久しぶりに涼しい日でした。
きょうは"夢輪"を離れて 上大岡にて2回目の おためし

”すず江のお針箱 特別講習会”                 をやってみました
 
068faed7.jpeg題材は 
←”春駒”と
     ↓ ”ぞうり”
32aabf86.jpeg7/23には「ひまわりの郷」でしたが、今回はお隣のウイリングの会議室を使ってみました。
会場費がとっても高いので、きっと今回限りになると思っていましたが、行ってみると景色は良いし、明るいし設備も整っているし・・・・で、 もし又できるならこの部屋を使いたい・・・・なんて・・・
夢輪にての”すず江のお針箱”を気持ちよく終了させたいと、皆さんの意見をいろいろ織り交ぜて、良い方法を採りたいと思っています。

で、きょうの 着物の紹介
NEC_0027-1.JPGこれも ”すず江考案のつっ丈のきもの と 造り帯”→ 
3年ほど前に 着物リサイクルショップ で帯とセットで買い求めたものを改良しました。麻の紗織り風。
いつもは着丈に切って、おはしょりの部分を くけ付けているのですが、これは腰上げにして、衿のみ付け替えました。・・・・<反省>前の腰上げの位置をもう少し下げると良いみたい・・・帯はよれよれなので、芯を入れて仕立て直すことにします。
  ついでに
s-1.JPG ←この着物はヤフオクで初めて落札した ”京友禅の夏の着尺”を普通に仕立てたものです。
帯は親しい人からいただいた ”絽の帯”です。
7月のお茶のお稽古の時着る予定でいたのですが、何とぎっくり腰の一歩手前の状態で、残念ながら着る元気が無く惜しい思いをしました。折角ですので、トルソーに着せてしばらく玄関に立たせて置きました(笑)

拍手

《スポンサー》
2010/08/01 (Sun)
結婚披露宴に出席する人の着付けの依頼を受けました。

着物レンタル業者さま!
夏なのに 袷 の留袖をお薦めするのはやめてください!


77.jpg『写真うつりに重みが出ませんし、会場はクーラーが効
いていますから・・・・』
とか言われて 私も経験あるのですが、冬物 を薦められた
のです。
和裁士としてのこだわりからどうしても 夏物 を希望したのですが、なんとそのレンタルやさんには冬物しか用意してあ
りませんでした。

着物のことをよく知らないお客様相手にそんな無茶苦茶なお仕事はしないで下さい!

お客様から相談を受けた折、お母様が不本意ながら冬物をお召しになることがわかり、仕方なくその娘さんも袷にしましょうと決めざるを得ませんでした。

折も折り、2日ほど前にちょうど海老蔵さんの結婚式がありました。
日本の伝統を守る世界ですもの、さすがに皆さん夏物をお召しでした。あたりまえです。

一生に一度の晴れの日です。写真になったら季節はどうでもよいみたいに言われましたが、夏に結婚したことはず~っと消えない思い出なのです。

一生着ないかもしれない夏の留袖こそ、個人が用意するのではなく、レンタルやさんの出番だと思うのですよ・・・

これからは、写真うつりのよい

夏の 留袖 を用意してください!
お願いします。


t-2.JPG神様の応援なのか、少しだけ爽やかな風が吹いてくれました。
襦袢は 夏物にして少しでも涼しげに・・・

色合いも涼しさを呼ぶように・・・・

でも、ご本人はとっても大変だったと思います。


『弟さんのご結婚おめでとうございます!!!お姉ちゃんご苦労様でした!!!』
 

結婚したお二人には絶対に幸せになっていただかなくちゃあね・・・・


拍手

《スポンサー》
2010/07/23 (Fri)
きょう”すず江のお針箱” の特別講習会を行いました。内容は犬張子と紙風船のうち作りたいもの。夢輪主催のボランティアと少々やり方を変えて、題材をこのふたつにしぼってみました。参加者は、11名、時間は1時~4時半の3時間半(途中10分休憩)。皆さんかなり一生懸命でした

cd3ec700.jpeg足掛け6年続けてきたボランティアですが、【すず江式 エンドレス的なやり方】 に限界の時が来てしまいました。生徒さんは増える一方でうれしい限りなのですが、自分の体も悲鳴を上げている状態ですので、ひとまず12月いっぱいで打ち切ることにしました。
いつも陰日向無くお手伝いしてくださったK先生や夢輪のOさんには心から感謝しています。勿論生徒さん達にもです。

ただ今、今後も続けたい方々のための良い方法を暗中模索しているところです。

bf8dfd7b.jpeg8ac85206.jpeg4d2ee375.jpeg




きょうはこんな感じ。先日生徒さんからいただいた反物が仕上がりましたので早速着てみました・・・・皆さんにほめられてうれしかったです。
(半分以上お世辞とわかっていますけど・・ふふ)
つっ丈の着物も単衣ものはこれで完成と見てよさそうです。


拍手

《スポンサー》
カウンター
ブログ内検索
メール
プロフィール
HN:
す~
性別:
女性
職業:
和裁塾 講師
自己紹介:
日本和裁士会 1級
写真は、とおい昔、20才の私。こんな頃もあった・・・・
自宅にて《趣味の和裁塾》を運営中。
寸法等、自分で直して自分で着たいという 着物好きな方の応援・お手伝いが主。
私自身は、つっ丈の着物を 普通に着付けたと見えるように仕立てる工夫・研究をしています。

とにかく、着物を着てお出かけしたいので、”簡単に着付け”を目標に日夜努力している次第です・・・・
最新コメント
[06/04 チャッペ]
[12/20 岡田雅之]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アクセス解析
Copyright ©  -- 着物 和裁 らくらく着付け 《すずえ発》 --  All Rights Reserved
Designed by CriCri / Material by White Board

忍者ブログ  /  [PR]